もう終わりだね
ゴールデンボンバーじゃない方
さよならさよならさよなら
といえば、オフコース『さよなら』である。
ゴールデンボンバーではないし、映画評論家の故・淀川長治ではない。
淀川長治といえば、B級映画も決してバカにせず、どこかワンポイントでも必ず褒めていたと言われている。
そして、淀川のそんな姿勢をオフコース・小田和正は自身の著作で高く評価したそうだ。
わたしも、鋭い毒舌で世を切るのもいいけど、人を否定しない度量の広い人が好きだ。
己がファビュラスであっても貧乏人を見下さない叶姉妹とか。
「フレッシュグッデイ、フレッシュグッデイ、ことばにできなあーい ラーラーラ ララーラ
超うる覚えです。この歌が何か分かる方回答お願いします」
という質問に
「オフコースの『言葉にできない』じゃないでしょうか」
とクールに答え、「フレッシュグッデイって何だよ」「むっちゃ『言葉にできない』言うてるやん」とか野暮なツッコミをしないYahoo!知恵袋とか。
収集つかないYouTube収録風景でも決してメンバーを否定しない川島如恵留くんとか。
というわけで、去りゆく2018年を惜しみながら、今年3月から始まったYouTube『ジャニーズJr. チャンネル』Travis Japan担当回のわたしの選ぶベスト5を発表したい。
パフォーマンス関連動画は選ぶのが悩ましすぎるので、パフォーマンス系以外から選んでいることをご了承いただきたい。
第5位 川島如恵留のトラジャ旅その2
トラジャつながりで、如恵留くんがインドネシアのトラジャ地方にまで行って来るという企画。
トラジャコーヒーは聞いたことがあったけど、トラジャという地方のことは全然知らなかったので、大変興味深く拝見した。
同じような企画を他のメンバーや他のグループでやろうとしてもここまでちゃんとできないと思うので(SnowManの阿部ちゃんあたりは上手くやりそうだが)、やっぱり如恵留くんは知的で真面目だなあと感じた。ファンの欲目?
でも、真面目なわりに現地の人に自分たち(トラジャ)の写真を見せて「この中で誰が一番好き?」って聞いて答えさせるあたり、相当なナルシストだな。
そんなサイコ野郎なところも好きだよ、如恵留くん。
第4位 ヌルヌルツイスター
現役ジャニーズアイドルがここまでヌルヌルしているところを見る機会はそう無いと思う。
ツイスターの前の回でヌルヌル相撲もやっていたが、わたしはツイスターの方をオススメしたい。
なぜか如恵留くんが突然Tシャツを脱ぎ出して、最終的に皆脱いでの挑戦になったのだが、半裸の美少年たちがヌルヌルで絡み合うなんてすごくBLじゃない!?
特に4:02~の1対1の対決になったあたり、超BL。
異論は認める。自分が狂っていることも認める。
第3位 怖すぎるお化け屋敷 後編
それぞれの怖がり方がおもしろい。
本番が始まる前に、部屋に案内係の人が入ってきただけなのに飛び上がって怖がる元太くん&うみんちゅペアかわいい。
全然怖がらないスジヤくん、スジヤくんにすがるまつくもかわいかったけど、一番おもしろかったのは、「もうヤダ!」「やめて!」「いい加減にして!」とだんだん怒り出す七五三掛くん。
怖い中歩いていかなきゃいけない富士急のお化け屋敷よりは、怖い方が自らやって来てくれる分親切だとは思うが、自分が体験することになったら一瞬にして白髪になりそう。マリーアントワネットばりに。
第2位 アゲアゲ聖徳太子ゲーム
全員が同時にばらばらの褒め言葉を言い、言われた人は何を言われたか当てるというもので、一度に10人の言葉を聞き分けることが出来たと言われる聖徳太子にちなんだ知的な(?)ゲーム。
はっしー(A.B.C-Z)あたりが「聖徳太子って何?」って言い出しそうな気がする。
うみんちゅへの当たりが強い元太くんと、元太くんの「脚が長い!」(言われていない)に対して「他にもっといいところあるだろ?」と答える如恵留くんが良かった。
あと、スジヤくんが「レモネードサンドウィッチ」が聞こえたと言っていたが、わたしも「縁の下の力持ち」とは別に「レモネード」は聞こえた。
何と聞き間違えたんだろう。
第1位 エンディング曲制作 第二弾
見所は何といっても、2:33~「3回やるって言ったよおー!」である。
如恵留くんもかわいいが、「『ま』『つ』『だ』3回ずつくらい録りたい」と言った如恵留くんに「オッケー☆」と答えた宮近くんが率先して間違うところもかわいい。
アイドル雑誌で「YouTubeで曲を作ってから作曲に興味を持ってギターを始めた」と言っていたまつく、これがきっかけなのかと思うと感慨深い。
全体的に尊すぎて、もはやフレッシュグッデイ。言葉にできない。
さよなら、2018年。
今年はA.B.C-Z、ふぉ~ゆ~に加え、トラジャという沼に出会ってしまった。
ありがとう2018年。
正直、自分がジャニーズJr.にハマる日が来るとは思っていなかった。いや、ジャニーズ自体を好きになるとはまったく思っていなかったのだが。
生きていると何が起こるか分からないものですね。それが人生のおもしろいところなのかもしれないですね。
ていうか、2018年の総括はトラジャ沼ということでいいのか、わたしよ。
それでは、さよならさよならさよなら!(淀川長治風に)