オ夕工ノレ☆ブログ III

オタクOL、略してオ夕工ルのブログです。

FC強制退会の話を読んだ感想

他人事か、明日は我が身か

わりと今さら感があるが、「Hey!Say!JUMPファンのお友達がファンクラブを強制退会させられた」という方のブログを拝読した。

ジャニーズ事務所からFCを強制退会させられた話 ※4/17追記しました - 溺愛パンデミック

Hey!Say!JUMPコンサートのチケットを4枚取っていたものの諸事情によりチケットが余ってしまいそうになったのでSNSで同行者を募ったところ、その同行者がコンサートを録画していることが発覚。そして数ヶ月後、中島裕翔くんの舞台チケットの振込みが完了したタイミングでファンクラブ強制退会措置を受けたという。

さらに、強制退会後は支払いの有無に関係なくチケットは無効になるため、中島裕翔くんの舞台にも行けないらしい。

心当たりは録画騒ぎしかないというが、実際に録画したのはTwitterで募っただけの赤の他人なのに強制退会は厳しすぎないか? とか、チケット代払い込ませたのに退会で無効になるの…? とか、思うところはないわけではない。

はてなブックマークを見ると「お友達かわいそう」派と「捌ききれない枚数購入するな」派、そして「これを機にジャニオタなんかやめれ」派に分かれているようだ。

わたしもJFCことジャニーズファミリークラブ内A.B.C-Zファンクラブに入会している身であり、云わば、あなたもわたしもジャニーズファミリーだ。他人事ではない。

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ファーミーリー♪

他人事ではないのだが、自分にも起こり得る問題というほど深刻でもない。

何故そう思うのか、そして何故チケットが余ってしまうのか考えてみよう。

何故余るのか

ジャニーズコンサートや舞台のチケット申込枚数の上限はだいたい4枚か2枚かだと思うが、わたしはいつも1枚もしくは2枚で申し込む。

自分の分1枚か、同行者も妹のみだ。

そう、わたしが強制退会をそこまで自分のこととして考えられないのは、自分の名義でそこまで悪質な違反をする人はいないと思っているからだ。

もしかしたら妹がコンサート動画をネット配信したりチケットを転売サイトで売るかもしれないが、それはわたしの育て方が悪かったということで強制退会も甘んじて受け入れよう。

つまり、友達がいなくて自分の分しかチケットを買わないのが最高の自衛である。

仮に同行を希望する人間がいても、「不用意にドタキャンされたら困るから」と言って断る。完璧だ。

だが、わたしはいいが、周囲と良好な友人関係を築いている皆さんには難しいだろう。

確実に行けるよう皆の予定が確定してから買いたいと思っても、FC受付期間を過ぎてからではおいそれと買えない。

結果、見切り発車で買う人が出てきて、都合が付かなくなることが起こるのではないだろうか。

 3ヶ月後の予定は盤石か

わたしたちは社会的生物である人間としてこの世を生きているわけで、そうして生きていく中では仕事の都合とか冠婚葬祭とかのっぴきならない事情もある。

いくらファンだからといっても、常に万難を排してジャニーズを優先できるわけではない。

もちろんわたしは行くつもりでチケットを取っているが、もしかしたらチケット購入後に職を変えて休日が変わった上に勤続日数が少なく有給休暇が使えないとか、田舎の祖父が急死して葬儀に参列しなければならないとか、行けなくなってしまう可能性がないわけではない。

たとえ五関さんの初単独主演舞台だからといって、近親者のお葬式より優先するというのはちょっと厳しい。

なので、自分や同行者の予定を確認して必要枚数のみ申し込んだとしても、頻度の程度に差はあれ、行けなくなってしまう事態は誰にでも起こり得る。

ここで、行けなくなってしまったチケットの扱いをどうするかが問題になる。

売るor空席を作るの究極の選択

余ってしまったチケットを譲りたいというのは、決して安くはないチケット代をせめて金銭面で回収したいということもあるだろうが、それ以上に

「自分が行けない分、別の誰かが楽しんでもらいたい」

「せっかくのコンサートに空席があったら◯◯くんが悲しむ」

という他者を思いやる気持ちが強いと思う。

だがしかし、どこのコンサートでも転売は褒められた行為ではないが、殊ジャニーズにおいて転売・譲渡等正規以外の購入方法でのチケットのやり取りは極悪非道、鬼畜生にも劣る蛮行とされており、さりとてチケットの振替・交換・払い戻しの制度はない。

つまり、購入後に予定が変わってしまった場合は規約を破って転売するor公式の意思に則り空席を作る、の二択になる。

もしも自分だったら

仮に7月、恋も仕事もプライベートも充実して予定が立て込んでしまい、五関さん主演舞台のチケットの日程に都合が悪くなってしまったと考えてみる。

事務所が空席にすることを推奨(?)しているとはいえ、記念すべき五関さんの初主演舞台に空席を作るなどわたしにはできない…

が、いわゆるオタ友もいないしTwitterもやっておらずチケットを譲渡する方法がないので、致し方なく空席を作ることになるだろう。

複数枚購入している人より金銭的にも空席的にもダメージは少ないが、友達を作っておいた方がいいのだろうか。

もし、わたしが本当に急に多忙になって舞台を観に行けなくなったら、その時はこのブログで呼びかけるのでご都合のつく方は是非名乗り出てください。

こんな木っ端ブログを読んでくれている人は、なんかしない良い人だって信じてる。

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だけどしんじてるしーんじてる♪

って、めっちゃ疑ってるじゃん。

正解は分からないが

コンサートの録画・録音はFC会員規約で違反行為だと明文化されているので、これに対するペナルティはあって然るべきだと思う。

そして、Hey!Say!JUMPのような会員数の多いところで各会員を個別に対応するのは難しいだろうから、画一的に「違反行為のあった席番の名義人を処分する」というのも仕方ない気はする。

チケットの譲渡も違反行為だから、名義人はまったくの無罪ってわけじゃないし。

ただ、ある日突然実行するのではなく、「こういう理由で退会処分になります」とか「◯月◯日をもって退会処分します」とか、告知するくらいはやってくれてもいいんじゃないだろうか。

せめて中島裕翔くんの舞台の申込時、百歩譲ってチケット代振り込む前に、何らかの連絡があれば、同じ強制退会でも多少は心の準備ができたかもしれないし。

あと、関係ないけど「本人はいたって善良なファンだが、Twitterで知り合ったファンが悪質なファンだと気付かず譲渡してしまい、罪を自分が被ることになる」という流れから、映画『隣人は静かに笑う』を思い出した。

でも、思い出しといてなんだけど全然違った。

あの映画のティム・ロビンスみたいな役を、是非塚ちゃんに演じてほしいと思っている。

最後、ファンクラブの話と全然関係ない話で終わってしまった。