オ夕工ノレ☆ブログ III

オタクOL、略してオ夕工ルのブログです。

『ぼくらのショウタイム』感想

『ぼくらのショウタイム』が公開されたよ

メ~テレ制作のA.B.C-Z主演ドラマ『ぼくらのショウタイム』が、全国13ヶ所のイオンシネマで劇場公開された。

全国のファンが見られるように考えてくださった濱口さん、榊監督、スタッフの皆さんには本当に感謝しかない。

おかげ様で、わたしも放送当日愛知旅行に行かずに済みました。ありがとうございます。

f:id:ota_l:20190413221547j:plain

劇場内にポスターが貼ってあったので、つい写真を撮ってしまった。

塚ちゃんが上空にいて遠くを見つめて胸の前で手を組んでいるのだが、これって死んだキャラがやるやつじゃない?

f:id:ota_l:20190413221557j:plain

ついでに、記念撮影までしてしまった。

自分の画像なのに一瞬「あれ?『貞子』ってテロップ入ってる?」と思ってしまったが、貞子は映画のパンフレットであってわたしの名前のテロップではない。

わたしは年単位で自分の写真を撮っていないので、近日中に急死した場合、これが近影ということでもしかしたら遺影になるかもしれない。

祭壇には5色の花、BGMは『Never My Love』、香典返しには星をイメージした金平糖…というわたしの理想の葬儀についてはさておき、わたしもまだ死んでいないが塚ちゃんの役も死ななかった。あぁよかった(愛少女ポリアンナ物語)。

塚ちゃんが死なないと軽くネタバレしたところで、ネタバレを含む感想を書いていきたい。

まあ多分、塚ちゃんが死なないことは皆さん知っていたと思いますけども。

『ぼくらのショウタイム』あらすじと感想

主人公は、メ~テレの情報番組『デルサタ』でADをしている赤木(橋本良亮)

カメラマン・小紫(河合郁人)にどやされながらのお天気コーナー中継中、画面に入り込もうとする不審な男・黄原(塚田僚一)が現れる。

警備員・青島(五関晃一)と共に侵入を食い止めて事なきを得たものの、社員食堂で小紫に対応の遅さを怒られてしょんぼりする赤木。

そんな小紫と赤木を横目に、脚本家志望の社食アルバイト・桃井(戸塚祥太)は俳優・津田寛治(本人)と打ち合わせ中の榊監督(本人)に自作シナリオを渡すことに成功するものの、裏書きメモに使われちゃってしょんぼり。

そんな中、まだテレビに映ることを諦めていない黄原からその理由を聞き出し、ノリノリで協力する青島、それに付き合わされる赤木、黄原の『理由』と関係がある桃井、半ギレになりながらも協力を申し出る小紫の5人による、『デルサタ』オープニング2分19秒を使った大作戦が始まるのだった。

説明ヘタですみません。

あんなにアクロバットしたのに崩れない形状記憶オムライスとか、何も言わずに連絡先変えるなんて本当は桃父は家業を継がなかった息子を怒ってるんじゃないか、むしろ実家はどうしたとか、激おこだったディレクターさん事情を知ったからってそんな簡単に許しちゃうの?とか、津田さんあれだけのために本人役で出たの?とか、ツッコミどころはあるが、一言で言えば面白かった。

アイドルドラマなんだし細かいところは別によくて、一見バラバラな5人が出会って団結して目的を達成する姿を見せてくれるだけで大満足だ。

見る側の期待値によっても評価が変わってくるだろうが、モーニング娘。の『はいからさんが通る』を見るくらいの気持ちで臨んでいたら間違いないと思う。

個人的に、お天気コーナーに割り込もうとした塚ちゃんを撃退した後、カメラに映っていないところでウルフィが塚ちゃんを警戒して女性アナウンサーをかばうところにときめきを覚えた。ウルフィ、めっちゃイケメン。

キャラクターの魅力

流されがちで怒られてばかりで仕事へのモチベーション駄々下がりだった赤木が、テレビの仕事を目指したきっかけを思い出して段々自分の意思で動いていくようになって仕事を続けていく決意をする成長物語である。

しかし、桃井親子の絆の物語でもあるし、青島が信念を貫く物語でもあるし、黄原の奮闘記でもあり、安っぽい表現をするなら『5人全員が主人公』といった感じですべてのキャラクターが生き生きと描かれている。

あれ、小紫は…?

わたしがイタい五関ファンなせいかもしれないが、特に青島というキャラクターに魅力を感じた。

感情を表に出さない少し冷たい感じに見えるが、実は人情に厚くて正義感が強いというキャラ設定もいいのだが、その設定と五関さんの佇まいがものすごく合っているところがいい。

クールな顔でちょいちょい変なことしてくるところもいいし、臆面もなく「ヒーローになりたい」と言える素直なところもかわいい。

なにより、メガネである。

メガネ+警備員(帽子あり)も似合っているが、メガネ+私服の白シャツ青いカーディガン姿がめっちゃよかった。

この私服姿を見るために2回見に行ったと言っても過言ではない。

コンサートや舞台を複数回観に行くことはあまり無いが、映画だと料金も手頃で上映回も多いから何度も観に行きやすいのがいいと思う。

上映期間が一週間延長されたそうなので、あと1〜2回観て青島の私服を目に焼き付けておきたい。

勝手な仲間意識が芽生える

わたしは1回目が土曜朝一の上映回、2回目はど平日の真昼間と、普通だとそんなに混まない時間帯に観に行った。

土曜朝一の方はかなり人が少なく、「お近付きのしるしに皆でプリクラ撮って帰りましょう!」と声を掛けたいくらいだった。

出口に向かう途中、一瞬ふみきゅんの声と黄色い声援が聞こえて、舞台挨拶付き上映チケットを買えなかった恨みつらみが引き起こした幻聴かと思ったが、妹にも聞こえたらしいので、多分別のスクリーンで行われていた舞台挨拶に遅れて入場した人が扉を開けた時に漏れ聞こえたんだと思う。

f:id:ota_l:20190413221606j:plain

何度も利用している映画館だが、完売マークは初めて見た気がする。

えびメンバーたちと同じ空気を吸っていると思えば、たとえ舞台挨拶外れても土曜の回を見に行って正解だったかもしれない。

あと、関係ないけど『翔んで埼玉』のフォントサイズ大きすぎない?

2回目、ど平日真昼間の回はそこそこ賑わっていて、何なら土曜朝一回よりも混んでいた。

一般的に土日、平日ならば夜の方が観に来やすいと思うが、そんな悪条件をものともせず劇場に足を運んだ皆さんに「皆、鴨居とかから来たのかな?」と55ツアー横アリ公演時の塚ちゃんのように呼びかけてみたくなった。

もしかしたら、有休とって遠方から来ていた人もいたかもしれないけど。

同じ上映回を観た人に対して、かなり強めの仲間意識が芽生えているので、次回見に行った時に同じ回を観た人に「プリクラ撮ってクレープ食べて帰りませんか?」とか呼びかけてしまわないように気を付けたい。