オ夕工ノレ☆ブログ III

オタクOL、略してオ夕工ルのブログです。

そこは天国か、まさか奈落の底でしょうか

ドリカム天国、または地獄

食べログの地域のケーキ屋ランキングではダントツの1位で、たまにデパ地下の催事に出展したりするような、地元で有名なケーキ屋さんがある。

クリスマスは専用の交通整備員を配備し車で来た客を誘導し、購入時は「◯番の番号札の人は×時〜×時の間に引き取りに来てください」と指定するファストパスのようなシステムを導入するほどの人気店なので、イベントごとの無い時期でも常に混んでいる。

ひなまつりでもホワイトデーでもない3月のある日、妹の誕生日が近かったのでケーキを買いに行ったのだが、めっちゃ混んでた。

ケーキのショーケースの前までたどり着くのに40分くらいかかり、選んだケーキを箱に詰めてもらってお会計するまでにさらに10分くらいかかった。

いや、多少待ち時間があるのはいいのだ。待つのは好きではないが、我慢できる。

わたしが耐え難く思うのは、店内にずっとDREAMS COME TRUEが流れ続けていることだ。

オーナーパティシエが熱烈なドリカムファンらしいのだが、自分の趣味を店舗運営に反映させすぎじゃないかと思う。

店内にはこんなドリカムコラージュ&サインまで貼ってある。

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ケーキ自体は美味しいので買いに来たいが、ドリカムを強要されてしまうというジレンマに悩まされている。

吉田美和さんのハイトーンボイスをずっと聴かされ続けていたら気が狂いそうになるのだ。

あ、ただでさえ暇すぎて気が狂いそうな待ち時間に特徴的なハイトーンボイスを延々聴くのが辛いというだけで、ドリカムが特別嫌いというわけではない。多分、Superflyとかでも同じだと思う。

いや、でも50分なんてアルバム1枚分くらいだし、コンサート行ったら2時間くらい聞くことになるから、この程度で音を上げているということはやっぱりドリカム嫌いなのかな…

カラオケで歌われるとげんなりするアーティストランキング

ドリカムファンには申し訳ないが、やっぱりわたしはドリカムが嫌いだったようだ。

多分、「何か前向きでいいこと言ってる」感じの歌詞が苦手なんだと思う。

今思い出したけど、若い頃友達とカラオケに行ってドリカムのバラード系入れられたらげんなりしてたわ。わりと嫌いじゃん、わたし。

ここ数年カラオケ自体行っていないので忘れてた。

というわけで突然だが、『カラオケで歌われたら顔には出さないけどげんなりするアーティストランキング』(オ夕工ノレ☆ブログ調べ)を発表したい。

第5位 GReeeeN

GReeeeNは「何か前向きでいいこと言ってる」系アーティストの代表ではないだろうか。GReeeeN自体はドリカムほど苦手ではないが、カラオケで歌われると結構げんなりする。

GReeeeNを選曲する人とは、心からは分かり合えない。そんな気がしている。

第4位 福山雅治

ご本人のことは全然嫌いじゃないのだが、歌っている福山さんがかっこいいから皆気付いてないかもしれないけど、曲だけ聴いてみたら結構ダサくない? タイトルとか歌詞とか。

『All My Loving』とか『HELLO』とか福山さんが歌ってるから許されてるけど、もしえびが歌ってたら「A.B.C-Zの曲だせぇな」って言われそうな気がする。

第3位 ASIAN KUNG-FU GENERATION

GReeeeN・福山氏と違うのは、アジカン自体がちょっと苦手なことだ。メッセージ性強すぎっていうか、ボーカルの主張強すぎっていうか。

そんなアジカンを歌いたがる人は、おそらくちょっとめんどくさいタイプが多い(偏見)。

同じ一昔前のロキノン系でも、BUMP OF CHIKINは攻撃性よりも中二性の方が強いから別に気にならない。

第2位 ゆず

「いいこと言ってる」系アーティストでハモりもあるという、二重のトラップだ。

きれいにハモってくれるのならまだしも、微妙に不協和音気味のハモりでむやみに前向きな歌詞を聴かされるというゆず地獄に陥る危険がある。

『夏色』とか初期の曲はいいのだが、だんだん「いいこと言ってる」を通り越して「壮大すぎて宗教っぽい」になっている気がして、ゆずをカラオケで歌う人をみると

「信者の方かな?」

と思ってしまう。わたし、悪意に満ちていますかね。

第1位 ドリカム

思い出したら本当にドリカム苦手だった。「ドリカムが特別嫌いなわけじゃない」とか嘘ついてごめん。

どれくらい苦手かというと、若かりし頃友人6人くらいでカラオケオールした時に『マスカラまつげ』『朝がまた来る』『大阪LOVER』と3人連続でドリカムを選曲し、誰かが「いっそ今からドリカム縛りにしようよ」って言い出した時、即座に寝たフリをしてやり過ごしたくらいだ。

前向きな歌詞が原因かとは思うが、すごく前向きで壮大な歌詞のTHE ALFEEについてはそんなに苦手意識がない。

耳にする機会の多さによるのだろうか。CMとかで朝ドラとかあるし。

あと、かなり条件が限定されるのだが、結婚式の出し物でレミオロメンの『3月9日』を歌う人と、合コンの二次会のカラオケでaikoを歌う女・Mr.Chirdrenを歌う男も私の敵だ。

自分を平和主義の日和見主義だと思って生きてきたが、結構敵が多いことに今さら気付いた。

自分を見つめなおす機会をくれたケーキ屋さん、そしてドリカムに感謝する。