ジャニーズにニアミスしてきたわたし
ジャニーズショップとわたし
高校生のとき、修学旅行の行き先が京都だった。
自由行動で同じグループの子たちが、
「京都に行くなら絶対嵐山のジャニーズショップに行きたい!」
と言い出し、当時ジャニーズを好きでも嫌いでもなかったわたしは、
「え? 京都に行ってまでジャニーズ? 本気と書いてマジで?!」
と思った。チキンなので口には出さなかった。
そして、グループ内多数決によりジャニーズショップは採用されたがわたしが提案した鈴虫寺は満場一致で却下された。
意地でもジャニーズショップになど入るものか! と無言のストライキを決意したわたしはお土産屋さん的なところでシャーベットとドリンクの中間みたいな緑色の半固形物を食べながら、荷物番という名目でみんなの戻りを待った。
まあ誰もわたしの決意には気付いていなかったようで、普通に笑顔で戻ってきたけどな。
その頃すでにタッキーはJr.の中心的存在だったが、わたしの周りではむしろV6の剛健コンビや嵐結成前の櫻井くんあたりが人気だった。確か山口メンバーのファンの子もいた。
あの時意地を張らずにジャニーズショップに入っていたら、今のようにジャニーズショップに入りたいけど未知すぎて怖い! という心境にはなっていなかったかもしれない。
そういえば嵐山のジャニーズショップって、今はもうないんですね。
シブがき隊にはまるわたし
A.B.C-Zに出会うまでは、わたしの一番好きなジャニーズアイドルはシブがき隊だった。
リアルタイムのファンではないが、懐かしのメロディ系のテレビかラジオで『ZOKKON 命』(ゾッコンラブ)を聞いて、
「この曲、ヘリコプターみたいなイントロがかっこいいな」
と、興味を持つようになったのだ。イントロがかっこいいわりにサビとか歌詞がややダサめだが、まあそういう時代なんだろうと納得していた。
オタク特有の探究心でデビュー曲からラストシングルまで聴いたが、やはり『ZOKKON命』が一番かっこいい。
『サムライ・ニッポン』の歌詞「覚悟を決めなよ戒厳令さ」も意味が分からなすぎて心惹かれるが、やはり『ZOKKON命』のヘリコプターだな、と思っていたら、後にあのイントロはナイトレンジャーの丸パクリであると知った。
それでも好きだよ、『ZOKKON命』。
そして、シブがき隊のバックバンド『シブ楽器隊』は命名ジャニーさんだと知り、さすがだなと思った。
ハロプロにはまっていたわたし
世代的には初期のモーニング娘。なのだが、わたしは敢えてのベリキュー推しだった。
Berryz工房の雅っちのアゴがあれほど成長しなければ、りーちゃん(ついでにまあさ)の体型が安定していれば、天下を取れていたのではないかと今でも思う。
そして、℃-uteはパフォーマンスもビジュアルも高値安定なのに何がいけないのか…つんく♂さんの曲が独創的すぎるのか⁈ と考えたりしていた
そんな℃-uteには、脱退したメンバーが3人もいる。
そのうちの一人、有原栞菜ちゃんはあるとき雑誌で「男とデートしてる、しかもそいつはジャニーズJr.!」みたいな記事を書かれてしまった。
発狂したヲタはやれ裏切りだやれビッチだと騒ぎたてたと聞く。今考えると、多分ハロヲタよりジャニヲタの方がえげつない攻撃したんだろうなー。
最終的には、「外反母趾の治療のため」という理由でハロプロを辞めた。
毎日おっさん相手に仕事してたら、たまには同年代のジャニーズと遊びたくもなるよね…とも思うが、いつの世もヲタは潔癖である。
時を経て最近、ふと、「そういえば、栞菜の相手のジャニーズJr.って今どうしてるんだろ?」と思い立って調べてみたら、まさかの我らがセンター橋本良亮さんでした。
よくJUMPに入れてもらえなかった!ってネタにしてて、またまたー、はっしーJUMPとは毛色違うじゃーん、なんて思ってたけど、実は入れるはずがスキャンダルで外されたの?
教えて偉いひと。
「山田麻衣子みたい」と言われたわたし
その昔、美容院で髪を切った時に
「山田麻衣子みたい(な髪型)になりましたね」
と言われた。
恥ずかしながら山田麻衣子さんを知らなかったので聞いてみると、今放送しているドラマに出ている女優さんだという。
真に受けたわたしは、さっそくドラマをチェックした。
山田麻衣子はわたしと髪型しか似ていなかったが、タッキーは神っていた。
そう、そのドラマとは『魔女の条件』だった。
ドラマのストーリー自体は教師と生徒の禁断の愛というテーマで、わたしはアクション満載の頭悪そうなストーリーが好きなので何とも言えないが、切ないストーリー展開と主演ふたりの美しさのおかげで大人気ドラマだったはず。
わたしも友人との話題づくりのために見るようになった。もう最後のほうだったけど。
それにしてもタッキーのビジュアル、ここらへんが完成形ではないだろうか。
少年らしい線の細さ、かわいらしさが残しつつ、大人になりつつある男らしさもあって、この頃デビューしてたら敵無しだったんじゃないですかね。
いとしさと切なさを兼ね備えてる菜々子
かわいらしさとあどけなさを兼ね備えてるタッキー
そんな二人のPerfect Love
と、狩野英孝のメロディーに乗せてご挨拶と代えさせていただきます。
締めが適当すぎたので、ZOKKON命のMVでもご覧ください。
ダンスがぬるい上にそろっていないところも愛しいよ、シブがき隊。