2月18日の日記
冥王星の日
1930年2月18日、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが冥王星を発見した。
長らく太陽系第9惑星とされていたが、観測技術の進歩や探査の精度があがったことで他の惑星との性質の違いが判明し、「もしかして、これって惑星じゃないんじゃない?」という疑惑がでてきた。
そして2006年、国際天文学連合総会の決議で惑星・準惑星・太陽系小天体の3つが定義付けされた時、冥王星は惑星の定義を満たさないものとして準惑星に分類されることになった。
そんな冥王星はアメリカ人が発見したこともありアメリカでは大人気で、ディズニーのキャラクターの名前になるほどおなじみの存在の悲報に抗議運動が起こったりしたらしい。
日本人にとってそこまで思い入れのある惑星はないから不思議な感じはするが、わたしも冥王星が惑星でなくなると聞いた時は少し不安を感じた。
セーラープルートはどうなってしまうのかと。
セーラープルートとは
『美少女戦士セーラームーン』に登場する、冥王星を守護に持つ時空と変革の美少女戦士である。
わたしはセーラームーンにはさほど明るくなく、最終的にどうなるのか全然知らないのだが、華やかなキャラクターと壮大な設定により少女はもとより大きなお友達にも大人気であったことは知っている。
それはさておき、守護星の力で戦っているセーラー戦士の中で、他の戦士の星は惑星なのに冥王星だけ準惑星になったらプルートの立場はどうなってしまうのか。
マンガの連載が終わっていたから良かったようなものの、連載中だったらセーラー戦士の存在を信じる純粋な少女たちがプルートを心配して講談社にお便りが殺到するところだった。
と思ったけど、そもそもセーラームーンは主人公自体が惑星じゃなかった。
ていうか、セーラームーンの世界観だと宇宙における月の存在強すぎない?
セーラームーンが実は月の王国の姫の生まれ変わりというのはまぁいいとして、他のキャラたちが前世では月の王国に仕える戦士、っておかしくないだろうか。
なんで惑星の力をもつ戦士が、地球の衛星の月に仕えてるの?
あと、どれくらい前か分からないけど、19世紀の水兵さんのファッションから始まったはずのセーラー服を前世ですでに着こなしてるの時代を先取りしすぎじゃない?
考え始めたら気になって、セーラープルートが惑星じゃないことはどうでもよくなってきた。
そして、散々プルートプルート言っておいてなんですが、わたしはセーラージュピターが一番好きです。
あと、一番好きなセーラームーンのメディア展開作品は、テレビドラマ版です。
ぬいぐるみのルナが喋るのとか、めっちゃシュールだったな…