オ夕工ノレ☆ブログ III

オタクOL、略してオ夕工ルのブログです。

ドラマ『臨場』に衝撃を受けたガラスの30代

ドラマ『臨場』とは

2009年テレビ朝日系で放送されていた刑事ドラマ『臨場』。

平日の昼間〜夕方のテレ朝再放送ドラマ枠で『相棒』『科捜研の女』の二大巨頭の次くらいに放送頻度が高い(『ドクターX』と『遺留捜査』がライバル)ので、平日がお休みで暇を持て余している人は一度くらいは見たことがあるのではないだろうか。

「死者の人生を根こそぎ拾う」がポリシーの敏腕検視官・倉石(内野聖陽)を主人公とし、時に対立する捜査一課管理官の立原(高嶋政伸)、倉石の部下の検視官見習・一ノ瀬(渡辺大)や検視補助官・小坂(松下由樹)を中心に展開する一話完結型の物語である。

 そんな『臨場』の第8話を、先日休みの日にうっかり見てしまい衝撃を受けたので、とりあえず聞いてほしい。

 

『臨場』 第8話「黒星」

松下由樹演じる小坂さんは、検視要請を受けた遺体が警察学校時代の同期だったことに驚く。

結婚退職していて以来たまに電話で話すくらいの間柄だった同期に急に呼び出されたと思ったら延々主婦の愚痴を聞かされて小坂さんがキレて帰ったのが、その前日だったのだ。

さらに驚くことに同期は実は離婚していて一人暮らしで、どうやら風呂場で練炭自殺したらしい。

「わたしが昨日傷つけたせいで自殺してしまった」と嘆く小坂さんに対し、倉石検視官は

「状況が整いすぎてて逆にあやしい」

「不審者の目撃情報があった」

などとして自殺の判断を否定、立原管理官もそれに同調したのか、他殺も視野に入れて捜査を続けることにした。

 

といった流れなのだが、何が衝撃って30代女性のディスられっぷりである

故人の離婚した婚家やパート先のスーパーなどに聞き込みをするも生前の地味で慎ましやかな生活が判明するだけで何の手掛かりも得られず、イラついた刑事が小坂さんに八つ当たり気味に

「侘しい三十路女のために靴底減らして捜査するなんてやってられないぜ」(意訳)

と吐き捨てる。

職場と自宅を往復するばかりの毎日、趣味といえば友人に宛てて絵手紙を書くことという故人を刑事は「侘しい女」と評するのだが、え、まるでわたしみたいじゃん。

離婚してないし(そもそも未婚)一人暮らしじゃないけど(実家暮らし)、30代、主に職場と家を往復する毎日、趣味はエア友人に宛てたブログを書くこと。何か被ってない?

さらに、故人の部屋から発見されたうさぎモチーフのペンダントに違和感を覚えた倉石がそれを持ち歩いては眺めているのだが、クリーニング屋のおばちゃんやバーのママから

「小坂さんと同年代でそのペンダントはないわー」(意訳)

「38歳でそのデザイン、ないわー」(意訳)

めっちゃディスられる

うるせぇな、ババアだって可愛いものがほしくなることあるんだよ!

と声を大にして言いたい。

壊れやすいガラスのハートの30代をそんなにディスって楽しいかい?

たぶん、わたしが死んだ時に事件性を疑われて捜査が入ったとしたら

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「いいトシしてこんなデザインのグッズを所持しているなんて…」

と刑事やクリーニング屋のおばちゃん、バーのママにディスられること請け合いである。

今後も、なるべく死なずに頑張っていこうと決意した。

松下由樹の見た目が9年前からあまり変わっていない

個人的に最も驚いたのは、この時松下由樹が30代の役だったことだ。

30代に見えない!ということではなく、50歳の今と見た目がさして変わっていない。

松下由樹、時を止めてない?

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画像検索で見ても、どの写真がどの年代のものか判別しにくい気がする。

10代〜20代くらいまでの写真は若さと細さでまだ判別を付けられるが、30代半ば以降はふっくらしているがキリッとした美人というイメージのまま、50歳になる今もその容姿をキープしている。

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若い頃細かったのに…という声はよく聞くが、今も脚とか細いよね。

皆ノーマークかもしれないが、実はすごい美魔女なのではないだろうか、松下由樹

 

代表作は『ナースのお仕事』の先輩なんだろうが、我が家では『おとり捜査官北見志穂』のイメージが強く、転じて「身代わりデカ」と呼ばれている。

わたしは『警視庁ゼロ係』の口は悪いけど人情味あふれる刑事役が好きです。