はじめての落選

「どこに出しても恥ずかしいジャニヲタ」

A.B.C-Zを知り、コンサートや舞台を観に行く機会が増えた。

そして、ふぉ〜ゆ〜を知ったことで舞台観劇の機会はさらに増えた。

だがしかし、未だ踏み込めないラインがある。 

それは『滝沢歌舞伎』と『Endless SHOCK』だ。

ジャニーズのことを知らない人でもタイトルは知っているであろう有名舞台であり、おそらく演者の皆さん・ファンの皆さんともに大切にしている舞台であり、そこに素人がおいそれと手を出してもいいのだろうか。

そんなある日、ジャニーズJr.情報局とふぉ〜ゆ〜情報サービスからそれぞれメールが届いた。

2019年2月4日開演の堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』に福田悠太・越岡裕貴(ふぉ〜ゆ〜)、川島如恵留・松倉海斗・松田元太(Travis Japan)が出演するという。

ふぉ〜ゆ〜にトラジャ、わたしの好きなグループが勢ぞろいなのだ。

しかし、ミュージカル単独主演のギネス記録を持つあのSHOCKを、「A.B.C-Zファンだけどふぉ～ゆ～とトラジャもちょっと気になっている」程度のにわかジャニヲタが観に行ってもいいものかとためらってしまう。

簡単に手を出してはいけない聖域であると同時に、手を出したらもう引き返せないところにいってしまうのではないかという危惧があった。

そこで、妹に相談してみた。このぬるいジャニヲタであるわたしが、SHOCKに手を出していいものかと。

すると、こう言われた。

「そんなこと気にしなくて大丈夫だよ。もう、どこに出しても恥ずかしい立派なジャニヲタだよ」

と。

わたしのことそんな風に思っていたのか…と少しショックを受けたが、安心して申し込むことにした。

SHOCKとえび座の違いに驚く

いざ申し込もうとして、驚いたのは申込みの日程についてだ。

初日・楽日とそれ以外が分かれてる…！

あらかじめ分けておかなければ不便が出るほど、初日と楽日は希望が多いのだろうか。えび座ってこんな分け方してないよね？

わたしは特別千秋楽を見たい希望はなかったので、＜B.その他の公演＞に進んだ。

そこで、また驚いた。

チケットの上限が2枚…！

わたしはえびコンおよびえび座が基準になっているから4枚が普通だと思っていたのだが、普通のジャニーズチケットは2枚が相場なの？

少なくない？

まあ、わたしは基本ひとり、または妹を連れて二人で行くので2枚で十分足りるので問題はない。ヲタ友が多い人だと大変じゃないのかなー？と思った。

平日昼間に2枚、申し込むことにした。

落選に驚く

当落発表で驚いた。

「ジャニーズはチケット取り難い」と聞いたことはある。

しかし、過去2年間のジャニヲタ活動でコンサートや舞台のチケットを申し込んできて、第一希望以外の日程になったことがなかった。

だから、あれだけの日程の選択肢があるのだから、何だかんだいってチケットは第一希望で取れるものだと思っていたのだ。

チケットが取り難いなんていうのは、声の大きい少数派が流した都市伝説なのではないかとすら密かに思っていたくらいだ。

2年間で初めての落選である。軽くショックを受けた。SHOCKだけに。

えびコンおよびえび座、そしてふぉ～ゆ～のチケットが取り易いのか、SHOCKは特に取り難いのか、強気に第一希望しか出さなかったわたしがいけなかったのか。

多分最後のやつだな。

さすがに第四希望の「いつでもオッケー」は無理だが、これからは第三希望まではしっかり出そうと心に決めた。

そして、チケットが取り難くなったってファンクラブに入り続けるから、えびコンも是非チケットがなかなか取れないくらいになってほしいと思うのだった。