A.B.C-Zの夏曲ベスト5~五関さんに『好きだよ痛いほど』と言われたら死んでもいい2018~
A.B.C-Zには夏の曲が多い
「クリスマスソング、ていうか冬の曲がない」ということで『終電を超えて〜Christmas Night/忘年会! BOU! NEN! KAI!』をリリースするくらい冬のイメージが無いA.B.C-Zだが、反面夏の曲は多い。
でも、前にふぉ~ゆ~の『ぴたラジ!』で「Kinki Kidsの『永遠のBLOODS』聴くと夏がきたな って感じするよね」的な話をしている中、福ちゃんが
「『永遠のBLOODS』は冬のイメージ、ていうかKinkiは全部冬。なぜならKinkiのバックで踊るのは冬のコンサートだから。なんなら『ジェットコースターロマンス』も冬の曲」
って言ってたから、もしかしたらえびは例年初夏にアルバムを出して夏にツアーをやるので夏に聴く=夏の曲というイメージが強いだけかもしれない。
が、わたしの中では夏の曲が多いことになっているので、そういう前提で話を進めたい。
9月になっても暑い日が続き「秋はまだか!」と思っていたが、だんだん涼しくなってくると「夏が終わってしまう!」と焦りが出てくる。
A.B.C-Zの夏曲でも聴き、無駄な焦りは捨てて去り行く夏に思いを馳せよう。
1.Summer上々!!
まず、ダンスがいい。
間奏中に横並びになって隣の人と手を叩く振りを、コンサートで大人数のJr.達とやってるとすごくかわいい。
明るく元気な感じの曲だと塚ちゃんパート多めなパターンが多いが、この曲も塚ちゃんの声の印象が強い。
サビの最後の「夏の海へダ〜イブ♫」とか。
少クラで歌った時に塚ちゃんがサビの歌詞を間違えて「なんだっけ?」って言っちゃう場面がかわいくて(その後「一年前の曲だからだよ!」って言い訳するのもかわいい)何度も見ているが、ああいうのを見るとえびは口パク少ないよなーと感じる。
他に、はっしーのテンションがCDより低いとかとっつーが喉を傷めてるとか河合くんがふざけるとか、そのあたりでも感じられる。
2.Endless Summer Magic
「夏は終わるけれど 終わりじゃないのさ」
が今の季節にぴったり!
あと、歌詞が全体的にかわいい。歌割の歌詞がそれぞれの声に合ってるのもいい。
フレーズとして好きなのは「そんでもって」「今とダンス」「夢は消えないから」「この世の果てまでstay with you」。
声も込みで好きなのは「それはすぐに過去」「空回りでごめんなさい」「君の夢で会いましょう」。
ダントツ好きなのは塚ちゃんの「西へ東へ 過去へ未来へ」。
明るく爽やかな夏ソング! と思っていたが、今歌詞をよく読んでみたらそんなに夏っぽいこと言ってなかった。
3.ドキナツ2017
夏のデートに浮かれる男の子の心情が歌われているが、聴きどころはメンバー皆で考えた歌詞。
「予選落ちの服」なんて言って五関さんはチノパン一択だろとか、「観覧車が12時の位置〜」なんてとっつーサイコパスのわりに意外とロマンチストだとか、誰が作った歌詞かを考えながら聴くとまた味わい深い。アルバム『5 Performer-Z』初回KIWAMI盤の特典映像に歌詞作りとレコーディングのメイキングが入っているので、そちらもチェックするとより楽しめる。
個人的には、ラストのサビ前の塚ちゃんフリーパートがメイキングのあの惨状から今のかたちになった経緯がわりと知りたい。
せっかく暦年が付いたタイトルなので、キリがいい数字の年に新しい歌詞でまた作ってほしい。『ドキナツ2020』とか。
どうでもいいが、わたしの中でタイトルに西暦が入った夏の歌といえば『夏の日の1993』で止まっていたが、それが久々に更新された。
4.トリプルラッキー!!!
この曲にはファン用の振付として、ダンシング五関先生との振付対決に勝利したメロディ先生の『褒めダンス』が採用されている。
わたしでも何とか踊れるから、多分誰でも踊れる。メロディ先生は分かってる。コンサートで皆一緒に楽しめたら、いい夏の思い出になる。
正直、ダンシング五関先生はファンを過信しすぎだよ‼︎ あんな複雑なの、普通のオタク踊れねぇからな!
明るく元気で前向きな、コンサートでファンと一緒に盛り上がる用の曲ではあるが、歌詞を紐解いていると「これはもしや、エロス的な意味を含んでいるのでは…」と思わなくもない部分があるが多分考えすぎ。
「ふたりの夏」「恋する季節」とストレートに言っているのが逆に新鮮。
「恋は泥んこ遊び」でなぜか泥レスが頭をよぎったが、意外と河合くんとか強いんじゃないかな泥レス。
5.渚のBack In Your Heart
日本語歌詞の歌い出しがまさかの五関さんで、どこか懐かしさを感じる曲調と五関さんのやわらかい歌声の相性が素晴らしい。
「好きだよ 痛いほど 今でも Back in your heart」
を五関さんに振った人に金一封贈りたい。まじで。
別れを引きずっている歌詞だが、曲調と五関さん&塚ちゃんの声質のおかげかそんなに暗い雰囲気になっていないのがいい。
5人のうち誰がメインでも成立することや、激しいダンスやアクロバットのないゆったりした曲でも聞かせることができるのはえびの強みだと思う。ジャニーズの℃-uteだな(わかりにくい例え)。
少クラパフォーマンス時の衣装(メンバーカラーのロングコートで、いい感じの風景がプリントされてる)がかわいかった。あと、リアルタイムではなく後からYouTubeで見かけたので、はっしーがガイコツ(※)すぎてびっくりした。
リアルタイムで見ていたら徐々に痩せていくから違和感なかったのかな。
まとめます
夏の曲を選んでいて気付いたが、わたしは全然夏じゃない曲も夏カテゴリに入れていたようだ。
冒頭の福ちゃんのKinki Kidsの楽曲状態である。
わたしの中では、『Fantastic Ride』も『Fire in Love』も『Take a "5" Train』も『メクルメク』も夏曲だった。塚ちゃんのソロ曲もほとんど夏曲だ(『へそのお』除く)。
そんなわたしが選んだわりには、きちんと夏の曲を選定できたのではないだろうか。
五関さんに「好きだよ痛いほど」と言われたら死んでもいいけど、来年にはまた新しい夏の曲が出るから次のアルバム発売までは生きようと思う。
と、太宰治をパクってご挨拶と代えさせていただきます。
特に上手いことまとまってないけどな。
※ガイコツ…コンサートや写真集の撮影などを前にしたはっしーが「かっこいい姿をファンの皆に見せたい」 という美意識の高さを発揮して極限までダイエットに励んだ結果、ガイコツのように痩せ細ってしまう様。
余白期→ガイコツ期→リバウンド期を繰り返し、今は作画が安定している。
わたしはちょっとほっぺたがふっくらしてる余白期のはっしーが好き。よはたん可愛いよよはたん。